タイの住宅事情ってどうなっているの?

日本語コンテンツJune 22, 2023 08:49

 


タイ移住を考える中で1番大事にしたい所はやはり住宅ではないでしょうか。

今回はタイの家と日本の家の違いをご説明します。

 

タイの物件の種類

 

タイの物件にはコンドミニアム・アパート・サービスアパートの3つの種類があります。

 

・コンドミニアム

コンドミニアムは日本で言う分譲マンションに近いです。

各部屋によってオーナーが異なり同じ建物内でもお部屋によって内装・付属品・家賃等条件が異なります。
同クラスのサービスアパートなどと比べると家賃が安いのがメリットですが、家具や家電が壊れたときの修理費用が自己負担になる場合があるので、事前に確認しましょう。

コンドミニアムの特徴としては、ファシリティ設備が豪華で、物件ごとに異なりますがプールやジムなどまるで高級ホテルのような設備を楽しむことができます。

内装もおしゃれなので、移住者にはとても人気があります。

◎家賃相場

1LDK 16,000〜35,000THB

 

【メリット】

・家賃の幅が広い

・共有設備が豪華

・物件数が多いので選択肢が豊富

 

【デメリット】

・部屋の内装が好みでない場合がある

・オーナーに当たり外れがある

・トラブル時の対応に時間がかかる

 

・アパート

タイでは、建物一棟がまるごと賃貸物件として管理されているマンションをアパートと言います。

日本でアパートといえば2階建ての低層物件が多いですが、タイでは低層から高層まで様々なタイプのアパートがあります。

尚、タイではアパートは決して安く借りれるものではありません。

もちろん安いアパートもありますが、日本人が多く住むスクンビットエリアにはタワマンの様な高級アパートも多数存在しています。

安いアパートは単身向けのワンルーム、高級アパートは家族向けの2ベッドルーム以上の物件がメインになります。

単身の方はコンドミニアムを借りることが多いですが、家族で住まれる方はアパートを検討するのも良いでしょう。

 

【メリット】

・トラブル時の対応が迅速

・即日入居可能

・アパート内での他の家族との交流が多い

 

【デメリット】

・高級物件以外は共有設備はほぼない

・電気代が高い

 

・サービスアパート

サービスアパートとは、アパートにメイドや生活備品などのサービスが備わったタイプの物件です。

またホテル系のサービスアパートもあり、レセプションにはスタッフが常駐しているので何か問題があっても安心に過ごせるのもメリットです。

3つの住宅タイプの中で駐在する日本人に人気の物件ですが、そもそもの物件数が少ないのでなかなか空き物件を見つけられない可能性もあります。

 

【メリット】

・メイドサービスが付いている

・共有設備が充実

・トラブル時の対応が丁寧かつ迅速

・即日入居可能

 

【デメリット】

・家賃、電気代が高い

・短期旅行者など不特定多数の入居者が頻繁に入れ替わる

 

家賃相場

 

家賃相場はエリアや環境によって変化します。日本人が多く住むエリア(スクンビット)や駅近になるとやや価格帯が上がりますが、駅から少し離れてみたり部屋の広さを狭くすれば比較的安く借りることができます。

 

【コンドミニアム】

 

スクンビットエリア

1LDK 18,000〜35,000THB

 

スクンビット郊外

1LDK 10,000〜20,000THB

 

【アパート】(家族向けの部屋が多いため2ベットからの価格で表示します)

スクンビットエリア

2LDK 60,000〜80,000THB

 

スクンビット郊外

2LDK 20,000〜40,000THB

 

【サービスアパート】

スクンビットエリア

1LDK 50,000THB〜70,000THB

 

スクンビット郊外

1LDK 20,000〜40,000THB

 

各部屋にオーナーさんがいるので家賃交渉ができる場合もあります

 

家探し

 

これらの物件探しは大体、賃貸不動産仲介会社を通して探すことが多いです。

日本人向けの不動産仲介会社は多数あるのですが、賃貸のコンドミニアム、アパート、サービスアパートに関しては価格帯によって取り扱いが有るのと無いところがあります。

家賃8,000バーツ以下の物件については自分で探すか、現地のローカルの仲介会社を利用します。

家賃25,000バーツ以上の物件については日本向けの不動産仲介会社を利用してその間の価格帯については、単身者向けのコンドミニアムで家賃8,000~23,000バーツほどの物件も扱っている業者に頼んでみるのが良いでしょう。

またタイでの物件探しで要注意なのが冠水や害虫、住宅の部屋の確認(水回り、クーラーの水漏れ等)などです。

物件のトラブルが多くあるのでアフターケアが良い不動産会社を選ぶのが良いと思います。

 

まとめ

 

タイでの家探しは日本とは違い注意点が多いですが、条件に合う家を見つけることが出来ればとても快適に過ごせるでしょう。

また、バンコク市内ではコンドミニアムやホテルの建設ラッシュが続いているので選択肢が増える事も楽しみですね。

 

 

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